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経口避妊薬の副作用とその対処法

2019年09月04日
葉の上にあるカプセルのスプーン

一般には「ピル」と呼ばれている経口避妊薬は、女性の主体的な選択で避妊をすることができ、しかも月経前症候群や月経困難症などの不快な症状を抑えるという副次的な効果もあり、生活の質を高めるための医薬品としてすぐれたものといえます。
しかし、こうした経口避妊薬を服用した際に、ちょっとした副作用が起きることも多いという欠点があります。

副作用の具体的な例としては、妊娠時に似た悪心、嘔吐、むかつきが主なもので、他には頭痛、腹痛、不正出血といったものがあります。
経口避妊薬の中身は卵胞ホルモンと黄体ホルモンというふたつのホルモンですが、服用によって体内のホルモンの濃度が変化することから、体が慣れるまでの間にこうした副作用が起こりやすいのです。

吐き気などの副作用への対処法ですが、慣れるまで飲み続けるというのがまず第一に挙げられ、ひとつのシートを飲み終わるころには自然に消失するものです。
それでも吐き気などがひどい場合には、医師に相談した上で、胃腸機能改善薬、いわゆる酔い止め薬を処方してもらうというのが第二の対処法です。
ただし、この薬自体が下痢や腹痛、めまいなどの副作用を起こしてしまうおそれもあり、また他の薬との併用により問題が生じる場合もありますので、医師への相談は欠かさないようにすることが大切です。

そのほか、頻度としてはごく少ないながらも、経口避妊薬の服用によって静脈血栓症などの重大な副作用が生じる可能性も指摘されています。
この場合、手足のしびれ、視野の異常、意識障害、足のむくみなどの症状がまずあらわれますので、すみやかに専門医を受診することが必要です。
この場合の対処法ですが、医師の指示により血液凝固阻害薬などを服用して、血液が固まるのを防ぐのが有効です。

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